鹿沼台こばやかわ歯科がおすすめする、歯磨き粉の効果を最大限に引き出すためのステップをご紹介します。傷口を消毒する際に、まず傷口をきれいに洗ってから薬を塗るのと全く同じ理屈です。
ステップ1:まずは「水だけ」で磨き上げる
まずは、歯ブラシを水に濡らすだけで磨き始めてください。歯磨き粉の泡や香りに邪魔されず、自分の歯の状態をダイレクトに感じることが目的です。
磨きながら、時々、舌で歯の表面を触ってみてください。
- ザラザラした感覚はないか
- ヌルヌルした感じが残っていないか
- 奥歯の裏側までツルツルしているか
お口の中全体がさっぱりし、汚れを落としきった清潔な状態になるまで丁寧にブラッシングします。この時、お茶を口に含んでみてください。磨き残しがない状態でお茶を飲むと、お茶本来の渋みをダイレクトに強く感じます。これが「本当に磨けている」サインです。
ステップ2:薬剤を「塗り込む」仕上げ磨き
お口の中が物理的にクリーンになったら、ここで初めて歯磨き粉の出番です。
今度は歯磨き粉を少量つけ、お口全体に広げるように軽く泡立てながら磨きます。ここでの目的は「汚れ落とし」ではなく「薬剤の塗布」です。
泡立った状態で、すぐにはゆすがず、そのまま5分ほどキープしてください。その間、唾液が溜まってきたら適宜吐き出しても構いません。5分置くことで、フッ素や薬用成分が歯の表面や歯茎の隙間にじっくりと浸透していきます。
ステップ3:すすぎは最小限に
5分経過したら、最後は軽くすすぎます。ここで何度も激しくうがいをしてしまうと、せっかく浸透させた薬剤がすべて流れ出てしまいます。
目安は、大さじ1杯程度の少量の水で、2回から3回、軽くゆすぐ程度にとどめましょう。お口の中に少し歯磨き粉の成分が残っているくらいが、予防効果を持続させるためにはベストな状態です。
KIYOSHI.KOBAYAKAWA